April 3rd, 2007 at 9:10pm |
出産後、「いいわねえ、娘さんはきっと日英韓3ヶ国語が自由に話せるわね。」とよく言われる。たしかに私は日本人で、主人は韓国系アメリカ人である。 が、そううまく行くものなのか。まず英語は心配ないとして、問題は日本語と韓国語である。私は日本語で娘に話しかけ、主人は英語と韓国語で話しかけている。 が主人は幼い にアメリカに移住したために韓国語の発音こそ私よりいいが、語彙の面でははるかに私に劣る。そこで韓国語は主人の両親とのコミュニケーション、また韓国系カトリック教会での友人との付き合いの中で養わせるしかない。日本語は、日本人の友達をたくさん作れるような集まりに参 したり、毎年夏休みに日本に里帰りしたりして身につける必要がある。娘はおそらく英語が一番得意になるであろうが、私の英語はそこまでうまくはないし、韓国語もしょせん私にとっては外国語である。私としては、娘と込み入った話をする際にはやはり日本語がいい。多言語で育てると子供の言語機能の発達が遅れるとか、子供が混乱する、という説もある。 が一方で、子供の 脳は我々が考える以上にフレキシブルで、同時に多言語を操れるようになると言う話も聞いた。親のエゴで子供を苦しめることはもちろん避けたいが、ごく自然な形で日本語と韓国語もぜひ習得して欲しいと願っている。なぜなら言葉は文化でありアイデンティティであるから。さて、娘が発する最初の一言は果たして何語になるか。普通は母親の呼称であるというから、「ママ」か「オンマ」か、はたまた「マミー」か。結果は後々またご 告することにする。
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April 3rd, 2007 at 9:05pm |
韓国版ドラマ「白い巨塔」にはまっていることは前々回に触れた通りである。子育ての合間をぬって、ようやく全20話を見終わった。前半はチャン・ジュニョク(日本版で言うところの財前五郎)が外科のトップになるという野心のため手段を選ばず奔走する話が中心 が、後半は誤診をめぐる裁判を中心にチャン・ジュニョク本人が癌に侵されていく話である。チャン・ジュニョクの最期には不覚にも号泣してしまった。財前五郎が視聴者からどのように受け止められているのか、日本版を見ていないためにはっきり分からないが、韓国版ではチャン・ジュニョクが圧倒的な支持を受けていると言う。野心と出世欲のために手段を選ばないこの主人公を応援する声がこれほど多いのは何故か。ある記事によると「チャン・ジュニョクは韓国男性の現実と野望を代弁しており、また庶民の政治的野望を代理している」から という。チャン・ジュニョクは貧しい家庭の出身で、またその外科医としての腕は超一流である。そこには韓国ドラマによくあるサクセスストーリーの構 が見える。もし彼が外科医としての腕もたいしたことなく、た 政治力 けで出世しようとしていたらこれほど視聴者の支持を集めることはなかった ろう。また彼は出世と権力にこ わる一方、手術は完璧にこなし、また母親想いで人間的な面も持ち合わせる。結局のところ、この韓国版は私を始めとする韓国ドラマ好きのツボを刺激する要 を持ち合わせているということなの ろう。オリジナルは日本でも韓国で脚色されると「韓国ドラマ」になるということなのか。ぜひとも日本版も見なくては、と思う今日この である。
Read the rest of 韓国版「白い巨塔」にはまる(その2)(Daily Sun NY 2007年4月3日掲載)
April 2nd, 2007 at 1:17pm |
最近、子育ての忙しさも手伝って、我が家の夕食メニューはマンネリ化をたどる一方である。 テンジャンチゲ、スンドゥブチゲ、ワカメスープ、トックク(お雑煮)、ソコギ ークク(大 牛肉スープ)、タックク(チキンスープ)、それにビビンバ、チャプチェ、プルコギなど、手のかからない一定の韓国料理のローテーションになっている。そこでマンネリ脱却を目指して、久々に韓国スーパーで煮込み用のカルビを買って、カルビチ を作ることにした。というか、私自身が食べたかったので。カルビチ (カルビ煮込み)はチャプチェと並んで私の好きな韓国料理のひとつである。韓国スーパーで焼き肉用の骨付きカルビではなく、煮込み用の骨付きカルビを買うことからスタート。それをまず水につけて血を取り除き、たっぷりの水で煮る。あくを取りつつ煮て、肉とスープを分ける。肉を鍋に入れ、そこに肉がつかるくらいの量のスープを戻し、以下の味付けの材料を入れて煮込む。醤油、胡麻油、ニンニクすりおろし、ショウガすりおろし、蜂蜜、そしてリンゴのすりおろし。韓国では水飴を使用するところ、私は蜂蜜で代用し、また梨の代わりにリンゴを使っている。大 や人参をお好みで えて一緒に煮込むといい。また 、銀杏、ナツメなども入るとより本 的 し、仕上げに松の実や薄焼き卵の細切りを散らすとカッコいい。ほろほろのお肉もいいが、私はカルビチ の大 が好きである。味が染みて本当に美味しく、ご飯が進む。カルビチ は韓国ではちょっとしたごちそうなので、美味しく出来るようになったらおもてなし料理としても最適である。
Read the rest of 絶品カルビチ の作り方(Daily Sun NY 2007年3月29日掲載)